モーツァルト:ボーマルシェの喜劇「セビーリャの理髪師」のロマンス「私はランドール」による12の変奏曲 変ホ長調
英語表記/番号 | 出版情報 | |
---|---|---|
モーツァルト:ボーマルシェの喜劇「セビーリャの理髪師」のロマンス「私はランドール」による12の変奏曲 変ホ長調 | 12 Variationen über die Romanze 'Je suis Lindor' aus 'Le barbier de Seville' von Beaumarchais Es-Dur K.354 K6.299a | 作曲年: 1778年 出版年: 1778年 初版出版地/出版社: Heina |
作品解説
この変奏曲のエア(テーマ)はA. L. ボドロンのものである。1778年にパリで作曲された。尚、モーツァルトはこの年にピアノのための変奏曲を全部で4曲作曲している。
テーマは、前半と後半から成り立つが、後半のほうがやや長めである。また、この変奏曲でモーツァルトは、短調による変奏を導入した(第9変奏)。モーツァルトの変奏曲の中では、比較的規模の大きな作品となっており、この作品全体を、テーマの再現により締め括る手法を用いている。そして、左右の手の役割を入れ替えることによる変奏のペアも見られる。
- ボーマルシェの喜劇セビーリャの理髪師のロマンス私はランドールによる12の変奏曲 変ホ長調のページへのリンク