ボート‐キー【Boat Quay】
ボートキー
ボート・キー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/09 04:59 UTC 版)
沼地を1822年に埋め立て、シンガポール川沿いのエリアで最初に開発されたボート・キー。かつては、パブリック・キー(Public Quay)と呼ばれ、貿易・商業の拠点として栄えた。今も荷下しに使われた船着場からの階段が川沿いに残っている。ちょうどシンガポール川が湾曲する場所に位置することから華人の間では「鯉の腹(The belly of the carp)」、すなわち幸運が宿るところとされた。 1989年にボート・キーエリアは環境保護地区に指定され、東洋と西洋の文化が混合したユニークな建築様式のショップハウスは保全されることになった。これらの建物はパブやレストランとなり観光地化された今も当時の面影を伝えている。ボート・キーの東側はフラトン・ホテルに、南側は高層ビルが集中するラッフルズ・プレイス駅界隈に面している。
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