ボーア戦争とP13の開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/22 04:19 UTC 版)
「P14エンフィールド」の記事における「ボーア戦争とP13の開発」の解説
ボーア戦争の最中、イギリス軍は7x57mmモーゼル小銃(M1893及びM1895)による長射程かつ正確な狙撃に苦しめられていた。1910年、英国戦争省はこの戦訓の元にモーゼルの7x57mm弾と同等の高速強装弾として.276エンフィールド弾を採用する。この銃弾を使用するべく1913年に採用された新式小銃P13エンフィールド(P13 Enfield)は、改良されたモーゼル式ボルトアクション機構が取り入れた先進的な小銃であった。しかしドイツ帝国との緊張が高まる中、有事における補給の混乱を恐れた軍当局は新型銃弾を使用するP13の大量生産を見送った。
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