ボビー・チャコンとは? わかりやすく解説

ボビー・チャコン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/24 10:16 UTC 版)

ボビー・チャコン
基本情報
通称 Schoolboy
階級 ライト級
身長 166cm
リーチ 163cm
国籍 アメリカ合衆国
誕生日 (1951-11-28) 1951年11月28日
出身地 カリフォルニア州
ロサンゼルスシルマー
死没日 (2016-09-07) 2016年9月7日(64歳没)
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 67
勝ち 59
KO勝ち 47
敗け 7
引き分け 1
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ボビー・チャコンBobby Chacon1951年11月28日 -  2016年9月7日)は、アメリカ合衆国男性プロボクサーカリフォルニア州ロサンゼルスシルマー出身。元WBC世界フェザー級王者。元WBC世界スーパーフェザー級王者。世界2階級制覇王者

来歴

1972年4月17日、プロデビュー。

1973年6月23日、20戦目のNABF北米フェザー級王座決定戦でルーベン・オリバレスと対戦し、9回KO負けで王座獲得に失敗するとともにキャリア初黒星となった。

1974年3月4日、元日本バンタム級王者黒沢元三と対戦し、5回KO勝ち。

1974年5月24日、のちのWBC世界フェザー級王者ダニー・ロペスと対戦し、9回KO勝ち。ロペスはキャリア初黒星となった。

1974年9月7日、27戦目での世界初挑戦となったWBC世界フェザー級王座決定戦でアルフレド・マルカノと対戦し、9回KO勝ちで世界王座を獲得した。

1975年6月20日、2度目の防衛戦でルーベン・オリバレスと2年ぶりに再戦し、2回TKO負けで王座から陥落した。

1975年12月7日、ラファエル・リモンと対戦し、10回判定負け。

1977年8月20日、ルーベン・オリバレスとラバーマッチで対戦し、10回判定勝ち。オリバレスとの対戦成績を2勝1敗とした。

1979年2月26日、シゲ福山で対戦し、5回KO勝ち。福山はこの試合を最後に引退した。

1979年4月9日、NABF北米スーパーフェザー級王者となったラファエル・リモンと再戦し、7回負傷判定ドローで王座獲得ならず。

1979年11月16日、WBC世界スーパーフェザー級王者アレクシス・アルゲリョに挑戦し、7回KO負けで2階級制覇のチャンスを逃した。

1980年3月21日、ラファエル・リモンとラバーマッチで対戦し、10回判定勝ち。

1981年5月30日、WBC世界スーパーフェザー級王者コーネリアス・ボサ・エドワーズに挑戦し、13回KO負けで2度目の2階級制覇のチャンスを逃した。

1982年12月12日、WBC世界スーパーフェザー級王者となったラファエル・リモンに挑戦し、15回判定勝ちで3度目にして2階級制覇に成功した。リモンとの対戦成績を2勝1敗1分とした。

1983年5月15日、防衛戦でコーネリアス・ボサ・エドワーズと対戦し、15回判定勝ちで初防衛に成功した。その後、ヘクター・カマチョとの防衛戦を拒否し、同王座は剥奪された。

1984年1月14日、1階級上のWBA世界ライト級王者レイ・マンシーニに挑戦し、3回TKO負けで3階級制覇に失敗した。

その後はタイトルに絡むことなく、1988年6月2日の試合を最後に引退した。

2016年9月7日、死亡。64歳没。近年は認知症を患っていた[1]

獲得タイトル

脚注

  1. ^ 激闘王者ボビー・チャコン死す、05年に殿堂入り Boxing News(ボクシングニュース) 2016年9月8日

関連項目

外部リンク

空位
前タイトル保持者
エデル・ジョフレ
WBC世界フェザー級王者

1974年9月7日 - 1975年6月20日

次王者
ルーベン・オリバレス
前王者
ラファエル・リモン
WBC世界スーパーフェザー級王者

1982年12月12日 - 1983年(剥奪)

空位
次タイトル獲得者
ヘクター・カマチョ




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