ホームドア設置による置き換え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 15:10 UTC 版)
「京阪5000系電車」の記事における「ホームドア設置による置き換え」の解説
2017年、京阪は京橋駅におけるホームドア整備計画を発表した。これによって、他の車両と扉の位置が異なる本系列は早期の置き換え対象となり、ホームドア整備前に全廃される旨が報じられた。 「引退記念イベント」として、3月27日より5551Fにヘッドマークが掲出された。当初は2021年6月での運転終了が予定されていたが、同月になって代替新造車である13000系の新造及び各種整備作業が遅延していることを理由に、運転終了時期を同年9月頃へ延期すると発表した。同年9月4日に最後まで残っていた5551Fが営業運転を終了して、本系列が発祥である多扉通勤車は日本国内から姿を消した。 5551F以外の編成ごとの詳細な廃車日は以下のとおりである。 5557F - 2016年(平成28年)6月30日 5552F - 2018年(平成30年)9月12日 5554F - 2018年(平成30年)9月25日 5553F - 2021年(令和3年)2月17日 5556F - 2021年(令和3年)3月11日 5555F - 2021年(令和3年)3月30日 5557Fの電動車が装備していたKW-31台車と主電動機は、叡山電鉄デオ710・730形に転用されることになっており、2017年10月にデオ711の台車と主電動機が交換されている。
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