ホンダとの合弁解消
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 01:14 UTC 版)
「ヒーロー・モトコープ」の記事における「ホンダとの合弁解消」の解説
インド市場が成長するにつれ、インド国内での販売を強化したいホンダと、インド国外への輸出を志向するヒーローグループとの間で意見の相違が見られるようになった。このことからホンダは、1999年にホンダ・モーターサイクル・アンド・スクーター・インディア・プライベート・リミテッド(HMSI)を自ら設立。ヒーロー・ホンダとバッティングしないスクーターをはじめとした車種をインド市場に投入する道筋を立てた。2010年12月、ホンダはヒーローグループにヒーロー・ホンダの株を売却し、契約期限の2014年に合弁形態を解消すると発表。ただしライセンス供与は今後も続けていくとの発表を行っている。2008年現在の市場占有率は、ヒーロー・ホンダが50%弱、HMSIの市場占有率は10%前後とされている。 ヒーロー・ホンダは、合弁解消後には利益率が高い三輪自動車の生産にも乗り出すものと考えられている。これはヒーロー側が望んでいたもののホンダ側との契約で生産できなかったものとされ、ヒーローとホンダとの溝を示すものの一つとなっている。。
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