ペプシノ-ゲンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > ヘルスケア > 健康用語 > ペプシノ-ゲンの意味・解説 

ペプシノゲン

 ペプシノゲン(PG)は、胃液含まれる消化酵素ペプシン」のもととなる物質で、産生する場所からⅠと分けられます。PGⅠは主に胃酸作る部位から、PGは胃全体から分泌されます。ほとんどは胃内分泌されますが、一部血液中に移行するため、血液中のPGⅠPG調べることによって胃の異常を知ることができます
 ピロリ菌感染などで胃粘膜炎症が起こると血中PGⅠPGがともに増加します。さらに、胃の炎症進んで胃粘膜萎縮して少なくなると、PGⅠ減少してPGⅠ/比も低下します。そのため、ペプシノゲン検査において、PGⅠ70 ng/ml以下かつPGⅠ/比が3.0下になる胃の炎症進んでいると判定され胃粘膜萎縮していることが分かります
 胃の表面胃粘膜によって胃酸胃液から守られています。しかし、胃粘膜萎縮が進むとこの防御機能弱くなるため、胃潰瘍胃がん発症しやすくなります。このことから、ペプシノゲン検査胃がん検診応用されています。



このページでは「健康用語の基礎知識」からペプシノ-ゲンを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からペプシノ-ゲンを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からペプシノ-ゲンを検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

ペプシノ-ゲンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ペプシノ-ゲンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ヤクルトヤクルト
Copyright © Yakult Honsha Co.,Ltd.All Rights Reserved.Produced by Yakult Honsha Co.,Ltd.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS