ペニング真空計とは? わかりやすく解説

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ペニング真空計

英語 Penning gauge

真空中での放電現象利用し、中~高真空領域での圧力測定する真空計最初に開発したメーカーの名前をとり、フィリップス(Philips)真空計と呼ぶこともある。ぺニング真空計は、ぺニング放電という現象利用している。一般に冷陰極から放出される電子熱陰極比べて少なく、単に陽極陰極間に電圧印加するだけでは、0.1~1Pa程度までしか放電持続することができないが、ペニング放電では外部から磁場印加し、電子飛距離長くすることによって低い圧力0.1MPaでも放電持続させることができる。それほど精度は必要としないが、測定子を頻繁に交換したないよう高真空領域測定適しており、熱処理用の真空炉や真空蒸着装置などに使われる

ペニング真空計

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。


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