ベルティング・システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 07:47 UTC 版)
「GABA (企業)」の記事における「ベルティング・システム」の解説
インストラクターにはGABAが「ベルト」と呼ぶものが適用され、それによりレッスン単価が決められる。インストラクターは講習を受け、ある要件を満たした後、ベルトの一つが適用される。 ベルトの範囲は、A、A2、B1、B2、C1、C2、D1およびD2までとする。GABAには、さらにピーク・レッスンおよびノン・ピーク・レッスンと呼ぶものが規定されている。Aベルトが適用されるインストラクターでは、ピーク・レッスンであっても給与支払額はなんら変わるものではない。しかし、その他のベルトの適用を受けるインストラクターについては、ピーク・レッスン(平日の朝および夕方のレッスン、および週末または休日のレッスン)に対する報酬額は増えることとなる。 インストラクターは講習を受け特定の要件を満たした後、ベルトの適用を受ける。ベルトのレベルに到達し、そのレベルを維持するための要件は以下のとおりである。 ここで言う評価とは、生徒が行なう評価のことであり、5段階評価の形で行なわれ、優秀なレッスンを5とし、非常に不満足なレッスンを1とするものである。GABAはレッスンの質を向上させるため生徒の評価に基づき講師のベルトを決定するシステムを採用している。実際、評価の大部分が4または5の評価で占められていると言われているため、インストラクターが現在のベルトのレベルを引き上げるためにはほぼ5の評価を得ることが期待されている。 否定的評価とは、1と2の評価のことを言う。スケジュールはインストラクターのスケジュールのことを指し、前月の10日までに提出をするものとする。時間厳守/欠勤の問題は自明のものであり、ピーク・レッスンの説明は上記に述べたとおりである。 現在のところ、インストラクターのベルトがC1とC2レベルに上昇することはない。これはこれらのベルトが適用されるインストラクターの数が会社が規定した制限数(C1とC2ベルトは30名、およびD1とD2ベルトは15名となっているからである。2015年4月からC1とC2ベルトは40名、およびD1とD2ベルトは20名となっているからである。 毎月、GABAはインストラクター評価委員会(IRC)を開き、ベルト要件に基づいて、どのインストラクターのベルトを引き上げるか(昇給するか)、引き下げるか(減給するか)の決定を行なっている。
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