ベテランの引退と新世代の登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 02:14 UTC 版)
「2001年のF1世界選手権」の記事における「ベテランの引退と新世代の登場」の解説
シューマッハと2強対決を演じてきたミカ・ハッキネンは2勝ポールポジションなしでランキング5位。スペインGPでは独走しながら最終ラップにエンジンが息絶えるなど、今季はマシントラブルに泣かされ、本人のモチベーションも低下。ハッキネンは2002年の休養を表明し、のちに正式にF1から引退した。また、熱い走りを魅せたジャン・アレジも最終戦日本GPで引退を表明し、1990年代を彩った名ドライバーたちがF1から去った。 一方で、2000年代の主役になる新人たちがデビューした。 CART王者・インディ500優勝者という大物ルーキー、ファン・パブロ・モントーヤがウィリアムズからデビュー。シューマッハを相手にしても物怖じしない度胸をみせ、ドイツGPで初PP獲得、イタリアGPではポール・トゥ・ウィンで初勝利を達成した。 フォーミュラ経験2年弱というキミ・ライコネンがザウバーからデビュー。周囲の懸念を払拭する活躍をみせ、ハッキネンの後継者としてマクラーレンに抜擢される。 ミナルディからデビューしたフェルナンド・アロンソは非力なマシンで非凡な才能を見せ、翌年ルノーのテストドライバーに起用される。
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