ヘルメット・プロテクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 21:13 UTC 版)
「回転 (スキー)」の記事における「ヘルメット・プロテクター」の解説
「スキーヘルメット」も参照 使用するヘルメットについてはFISで定められた規格のヘルメットが存在し、SAJでヘルメット着用を勧めている事から、これまでにおいても大多数の選手がヘルメットを着用していたが、現在はFIS主催の競技については全て着用義務があり、SAJ主催の競技については特別規定により着用は推奨となっている。ただし前述した安全面の認知、FISやSAJの主催を含めた各種競技会に参加するケース、各種競技会での規則がFIS及びSAJのものに準じる場合などもあって、FIS及びSAJ以外の主催競技会であってもヘルメットの着用率は高い。 競技で使用するヘルメットにはチンガード(パイプ・プレート・フレームなどがアゴの前部分に配置された形状となったガード)が付属されているものがよく使われている。これは稀にではあるが、フレックスポールを弾く逆手や順手などのストックワークが追い付かない時に弾き損ねたポールが顔面に向かってくる事があるので、ヘルメットのチンガードによって顔面をポールから保護するという目的がある。 コースの旗門にフレックスポールが使われるようになると、回転の選手は滑走中のタイム短縮のためにかなりターニングポールに近付く傾向となり、ポールの体への衝突箇所も増えてきたため、現在は最初からフレックスポールに当たっていく事を前提に、腕・足・体正面部分など体の各所にプロテクターを使用するのが一般的である。なお、プロテクターの制限は特に設けられていない。
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