プロ野球スピリッツ6とは? わかりやすく解説

プロ野球スピリッツ6

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/03 09:01 UTC 版)

プロ野球スピリッツ6
ジャンル スポーツゲーム
対応機種 PlayStation 3(PS3)
PlayStation 2(PS2)
開発元 パワプロプロダクション
発売元 コナミデジタルエンタテインメント
人数 1 - 2人
メディア PS3:BD-ROM
PS2:
DVD-ROM
発売日 2009年7月16日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
売上本数 25万本[要出典]
その他 対応映像出力
NTSC - 480p720p1080i1080p
対応音声出力
ドルビーデジタル - 5.1ch
リニアPCM - 5.1ch
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プロ野球スピリッツ6』(プロやきゅうスピリッツしっくす)は、コナミデジタルエンタテインメント(以下、KDE-J)から、2009年7月16日PlayStation 2PlayStation 3向けに発売されたリアル野球ゲーム。『プロ野球スピリッツ』シリーズの8作目にあたる。略称は『プロスピ6』。韓国でも同日に発売されたが、ゲーム中の朝鮮語実況やハングル翻訳などのローカライズは行われていない。

概要

前作『5完全版』と同様にPlayStation 2(PS2)とPlayStation 3(PS3)とのダブルプラットホームでの発売である。今作は例年(4月上旬頃)よりも遅めの発売なので(本来ならばこの時期にはパワプロのメインシリーズが出る)、細かいところまで製作されている。

  • 前作と同じく、支配下登録されている全選手(育成選手を除く)を収録。開幕版としては初の試み。ただし開発期間の都合上、発売日直前までに行われたシーズン中の一部の選手移籍は反映されていない(下記参照)。PS3版では、オンラインを通じて選手データを無料アップデート可能。
  • 選手の能力をグラフ化。
  • アクション要素を排除した監督プレイモードを搭載。各選手の打席ごとに指示を行う。
  • 実況パワフルメジャーリーグ2009』に引き続きWorld Baseball Classicモードを搭載。2009年に行われたWBCの各国代表全選手を収録(ただし、WBCモード日本代表に、村田修一に代わってWBC日本代表に緊急招集された栗原健太は収録されていない)。
  • PS3版については今作からトロフィー機能に対応しており、ある条件を満たすことでトロフィーを獲得できる。
反映された途中入団選手

新入団選手

育成選手からの支配下選手登録

トレードで移籍した選手

反映されなかった途中入団選手

新入団選手

育成選手からの支配下選手登録

トレードで移籍した選手

ちなみに、発売日当日には既に退団していたスコット・ドーマン(広島東洋カープ)投手も収録されている。

選手能力アップデート

上記にも先述しているとおり、PS3版では新要素としてオンラインを通じて選手データを無料で最新の状態にアップデートできる。プロ野球スピリッツシリーズで、このアップデートにより選手能力が初期収録時とは違うものに更新される(オンラインモードの選手カードにあるキラカードの数も変動する)ため、「決定版」を購入することなく最新のデータでプレイできるようになった。

アップデート日

  • 第1回 9月3日 2009年7月後半データ
  • 第2回 10月16日 2009年シーズン終了時データ

その他

公式には公表されていないが、第1回のアップデートで監督プレイの調整が行われている。第2回では選手能力以外に変更はない。

実況・解説

特に投手解説については、前作まで担当していた西崎幸広宮本和知の両者が外れており、コナミのリアル系野球ゲームとしてはタイトル変更前の『THE BASEBALL 2003 バトルボールパーク宣言 パーフェクトプレープロ野球』以来の投手解説1人になっていてゲーム史上初の3人体制となっている。

また、投手解説の黒木は「4」まで現役選手として収録されており、初めて収録経験のある選手が解説者として起用された。また試合では、投球解説の黒木を外す事は出来ず田尾か達川のどちらかからしか選ぶ事が出来ない。

CM

CS放送のプロ野球中継(J SPORTS STADIUMスカイ・AスタジアムGAORAプロ野球中継など)内でCMを放送している。光山英和城野昭が実況席で中継をしていると思ったら本ゲームをプレイしていたという内容。中継中の試合と同じカードで対戦しており、ホーム側チームを城野が、ビジター側チームを光山が操作、いずれも城野が光山を圧倒するという内容。この二人は、GAORAプロ野球中継でよく共演している。

脚注

  1. ^ シーズン途中で退団

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サクセス今作は過去にNINTENDO64で発売された『実況パワフルプロ野球5』と『実況パワフルプロ野球6』のサクセスモードのグラフィックとサウンドと内容などを完全に作り直したリメイク版を収録。作った選手はアレンジモードに入れてJUBCの練習試合で使用したり、パスワード登録で以下の作品に移籍可能。実況パワフルプロ野球ポータブル4実況パワフルプロ野球2009実況パワフルプロ野球2010プロ野球スピリッツ6プロ野球スピリッツ2010また『パワポタ4』や『プロスピ2010』から本作品への選手転送も可能だが、本作ではプロ野球球団の許諾を得ていないため、球団を選択する項目は削除されている。JUBC今作のオリジナルのモード。JUBCとは架空の大学野球大会「全国大学野球カップ」のことであり、大学野球が舞台である『パワプロ6』のチームと『パワポタ4』のチームが登場する。最初に選べるのは6チームのみで、出現していない大学はトーナメントモードの敵チームとして登場して、敵チーム勝った状態でトーナメントに優勝すると勝った敵チームが使えるようになる。登場チーム作品パワプロ6パワポタ4味方チームパワフル 熱血 官僚 仏契 あかつき するめパワフォー 海東学院 白薔薇かしまし学園敵チーム近代学院 帝王愛羅武 忍隠れ 未来先鳥本作において「パワフル大学」「パワフォー大学」「白薔薇かしまし学園大学」では、パワプロ君/パワ子はチームの固定選手として登場する。「帝王大学」は「パワプロ11」にも登場しているが「パワプロ6」の山口の世代であるため、友沢は登場しない。メインであるトーナメントに加えて、好きなチームと対戦できる練習試合の2つのモードがある。トーナメントモードは全4戦による勝ち抜き方式で、選んだ大学のストーリーに沿ってひたすら勝ち抜いていき優勝を目指す。練習試合ではJUBCに登場するチームに加えてアレンジモードで作ったアレンジチームでプレイできる。なお、本作は1人用のCOM対戦のみで、プレイヤー同士の対戦である通信対戦は搭載されていない。アレンジ
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