プロ野球キャンプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 14:31 UTC 版)
「那覇市営奥武山野球場」の記事における「プロ野球キャンプ」の解説
一方、キャンプについては2011年以降の春季キャンプ誘致を目指してNPB各球団に対し活動を進めた結果、2008年12月11日に読売ジャイアンツ(巨人)が、奥武山野球場を中心とする沖縄県営奥武山公園を2011年春季から第2次キャンプ地として使用する旨を発表した。 巨人は1959年以来、宮崎県宮崎市で春季キャンプを実施しているが、2010年現在沖縄県で春季キャンプを実施しているのは12球団中、実に9球団にのぼる。それを踏まえて、当時の巨人の球団代表清武英利はこの那覇キャンプ決定について「(巨人軍としては)宮崎から撤退することはないが、各球団が沖縄でキャンプを張っていることや、温暖な気候で実戦経験が積めること、あるいは施設の充実などを考え、沖縄でのキャンプを行うことは選手の強化、育成上メリットがある」とコメントしていた。 2011年シーズンの巨人・那覇2次キャンプは練習試合やオープン戦など実戦中心の内容で2月20日から2月27日まで実施され、このうち2月26日に開催されたオープン戦・対横浜戦は横浜の主催ながら、巨人のキャンプ地であることなどを考慮してホームチームの横浜が三塁側ダッグアウトを使用した。衛星放送でのテレビ中継もこれに配慮して、本来横浜主催・主管試合を放送するTBSニュースバード(当時)ではなく巨人主催・主管試合を中心に放送する日テレG+(現:日テレジータス)から行われた。この試合は4-1で横浜が勝利を収めている。
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