プレーオフの方式変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 23:29 UTC 版)
「NBAプレーオフ」の記事における「プレーオフの方式変更」の解説
シャーロット・ボブキャッツの新規加入に伴うNBAの地区の再編の後に導入された、2005-06シーズンのNBAプレーオフに用いられたプレーオフの方式はシーズンの最中に議論を呼んだ。そして、2006-07シーズンの開始前に変更されることとなった。 アメリカの主要なプロスポーツのリーグ(NFL、NHL、MLB、NBA)では、地区のチャンピオンを地区で優勝していないプレーオフ参加チームよりも上位にシードするのが慣例となっていた。これはカンファレンスやリーグ全体での成績の順位を問わないものであった(ホームコートアドバンテージについては、通常勝敗に基づいてのみ割り当てられていた)。2006年から07年のシーズンの前までは、NBAにおいても同様であった。 NBAが2つのカンファレンスに分けられた当時、それぞれのカンファンレンス(東・西)には2つの地区が設けられ、各地区で2位に終わったチームはカンファレンスの3位シードより上のシードは得られなかった。上位2つのシードは各地区の勝者のために確保されていたからである。このシステムを変更することについての議論はあまりなされてこなかった。しかし、NBAがその2つのカンファレンスをそれぞれ3つの地区に再編した後には各地区は5チームから構成され(プレーオフにおけるシードに関するルールはほとんど変更されなかった)、カンファレンスで最も良い勝敗成績を残した2チームがカンファレンスの決勝ではなく、カンファレンスの準決勝で対戦する可能性が出てきた。
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