プラタノス・マドゥロス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 01:32 UTC 版)
「プランテン」の記事における「プラタノス・マドゥロス」の解説
プラタノス・マドゥロス(スペイン語: Plátanos maduros)は、熟したプランテンの皮を剥き、厚さ3mmから2cmぐらいで切ったものを油を引いた鍋で炒めたものである(金茶色か好みの程度まで)。ドミニカ共和国、ハイチ、エルサルバドル、グアテマラ、エクアドル、ホンジュラス、パナマ、ペルー、コロンビア、キューバ、スリナム、ニカラグア、プエルトリコ(アマリージョス(amarillos))、ジャマイカ、トリニダード・トバゴ、英語圏のカリブ海諸国(単にプランテンと呼ぶ)、アルバ、ニカラグア、ベネズエラといった国々で好まれる料理である。コスタリカでは砂糖が振りかけられ、ナイジェリア西部では炒めてスライスした類似するものがドードーと呼ばれ、カメルーンではmissoleとして知られる。ベネズエラでは厚さ3mmから4mmで縦方向に切ったものを黄金色になるまで炒めたものがタハダスといい、国民食とされるパベジョン・クリオージョ(英語版)(pabellón criollo)に組み込まれるほど広く普及している料理である。ガーナでもフフやバナナチップスと同様に好まれる料理である。 ドミニカ共和国、エクアドル、コロンビア、ホンジュラス(サワークリームが添えられる)、ベネズエラではオーブンで焼いたもの(シナモンが使用される場合もある)も同様に食されている。緑のプランテンには、塩のみが加えられる。
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