ブルーベリー

アイビー図鑑

ブルー・ベリー(Blueberry)

ヘリックス種(Helix) 国内の野生種を大阪のアイビーマニアの方から送っていただいたもの。 それを数年栽培しているうちに一つのグループには紫色の実が生り、もう一つがこの水色の実をつけるようになった。どちらも径１センチ以上あり粒が大きい。 この辺りの野生種も水色や黒い実をつけるが栄養状態が悪いため実のサイズが径５ミリほどと小さいものが多い。 アイビーの本場といわれるイギリスではあまり実に興味を持たれないがアメリカではなぜか関心が高くアメリカアイビー協会の機関誌2001年の夏の号では「実をつけるアイビー」特集が組まれている。 アイビーの中には地植えして何年か経つと葉の形が突然変わり花を咲かせ実をつけるようになる。 それをアダルト・ステージ(adult stage)と呼びその状態に至ったものを挿し木するとその年に花を咲かせることが多い。 実をつけるのは２年目くらいからでこれらは鉢植えでも花を咲かせる。 速く実をつけさせるには地植えがよい。しかし小鳥が来て食べてしまう。 この実には毒性があるといわれているが鳥には通じないらしい。 ハウスの中の鉢植えの実まで小鳥たちが飛んできて食べるので、実がたくさんついている時に写真を撮っておかないと気が付いたときにはみななくなっている。 （パープル・ベリー参照）