フロリダ州歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/04 23:17 UTC 版)
フロリダの公式州歌として、「故郷の人々」はフロリダ州知事の就任式で歌われている。しかし、時代とともに歌詞が変更されている。コラムニストのダイアン・ロバーツ曰く フロリダでは1978年に啓発され、「darkies」を「brothers」へ変更した。それ以降の改訂があった。2003年のジェブ・ブッシュの2度目の知事就任式では、若い黒人女性は『故郷の人々』の歌詞から方言を外して「still longing for the old plantation」(懐かしいプランテーションへの想い)を「still longing for the old connection」(懐かしい関係(コネクション)への想い)に置き換えた。きっとスティーブン・フォスターの歌詞を携帯電話のコマーシャルと混同したのだろう。 2007年のチャーリー・クリストのフロリダ州知事就任式では、この歌は演奏されず、フロリダ州の黒人ジャズミュージシャンのチャールズ・アトキンスの「The Florida Song」が演奏された。それから、クリストは州の上院議員トニー・ヒルに新しい州歌をさがすよう指示し、ヒルは州の下院議員エド・ホーマンやフロリダ音楽教育協会と協力して新州歌のコンテストを開催し、2008年1月11日に「Florida (Where the Sawgrass Meets the Sky)」が州歌として選ばれた。「故郷の人々」はピッツバーグ大学のフォスター記念館で不適切な歌詞が削除されたバージョンに入れ替えられた後、フロリダ州議会によって州の祝歌として採用された。クリストは州歌が2曲となったことについては満足はできなかったと述べたが、書き換えられた歌詞のバージョンが確立されて1935年以来となる州歌の法案に署名した。
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