フリテンの状態から大明槓して嶺上で和了した場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 03:02 UTC 版)
「責任払い」の記事における「フリテンの状態から大明槓して嶺上で和了した場合」の解説
大明槓の包を採用する場合は、本来フリテンが適用されるはずの牌による和了であっても結果的に「振り込み」が成立する可能性が生じる。例えば以下のようなケースである。 (例)南3局0本場 / 11000点持ち / 親 / 10巡目 / ドラ表示牌 捨牌 待ちはの4面張だが、序盤に捨てたがフリテンになっている。ここにドラのを切られたが、フリテンのためロンできず、かわりにこれを大明槓して(ちなみにこの瞬間実質待ちとなる。の槓によって待ちが消え、理論上の待ちであるも槓で4枚使われるため)、 嶺上 嶺上からを引いてフリテンの聴牌をツモ和了した。和了役は役牌+混一+嶺上開花+ドラ4で計8飜の倍満。 このような和了が発生した時、大明槓の包がアリのルールで、且つ、大明槓の嶺上和了にフリテンを問わないルールの場合、を捨てて大明槓された相手は、(フリテンので直接ロンされたわけではないが)倍満分を一人で支払わなければならない。このようなケースはレアケースではあるが、例えば大手オンライン麻雀ではロン2が大明槓の包において振聴を問わないルールになっており、実戦の場において実際に起こる可能性がある。
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