フェリーくにが (2代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/27 14:02 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| フェリーくにが | |
|---|---|
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西郷港にて
|
|
| 基本情報 | |
| 船種 | フェリー |
| 船籍 | |
| 所有者 | 隠岐汽船 運輸施設整備事業団[1] →鉄道建設・運輸施設整備支援機構 |
| 運用者 | 隠岐汽船 |
| 建造所 | 三菱重工業下関造船所 |
| 姉妹船 | フェリーしらしま、フェリーおき |
| 信号符字 | JK5346 |
| IMO番号 | 9189196 |
| MMSI番号 | 431401646 |
| 経歴 | |
| 起工 | 1998年 |
| 進水 | 1998年 |
| 竣工 | 1999年3月18日[1] |
| 就航 | 1999年4月1日[1] |
| 現況 | 就航中 |
| 要目 | |
| 総トン数 | 2,375 トン[1] |
| 長さ | 99.5 m[1] |
| 幅 | 16 m[1] |
| 深さ | 11.3 m[1] |
| 満載喫水 | 4.5 m[1] |
| 機関方式 | ディーゼル |
| 主機関 | ダイハツ 6DLM-40A 2基[1] |
| 推進器 | 2軸[1] |
| 出力 | 9,000馬力[1] |
| 最大速力 | 20.4ノット[1] |
| 航海速力 | 18.9ノット[1] |
| 旅客定員 | 895名[1] |
| 車両搭載数 | 15トントラック20台、乗用車26台[1] |
フェリーくにがは、隠岐汽船が運航しているフェリー。本項目では、1999年就航の2代目について取り扱う。
概要
フェリーくにが (初代)の代船として三菱重工業下関造船所で建造され、1999年4月1日に就航した。
共有建造制度を利用して建造された運輸施設整備事業団(現在は鉄道建設・運輸施設整備支援機構)との共有船である。
航路
隠岐航路
本土の七類港を起点に島前、島後の各港を経由して1日1便を運航する。お盆休み期間中は西郷港に寄港後、菱浦港、別府港を再度経由するダイヤで運航される。冬期のドック期間中はフェリーしらしま、フェリーおきの代船として運航される。
設計
先に建造されたフェリーしらしまの同型船で、レストルームなど船内配置が一部異なるほかは同一である。 車両甲板から船室へのエレベーターを備え、船内は段差を少なくするなどバリアフリーに配慮した設計となっている。
船体は4層構造で、上層から航海船橋甲板、2層の船室、車両甲板となっている。車両甲板の船首と船尾にショアランプを装備している。
船内
船室
| クラス | タイプ | 部屋数 | 定員 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 特別室 | 洋室 | 3名×3室 | 9名 | |
| 和室 | 3名×1室 | 3名 | ||
| 特等室 | 洋室 | 2名×6室 | 12名 | |
| 和室 | 4名×2室 | 8名 | ||
| ラウンジ | 10名×1室 | 10名 | ||
| 1等室 | 大部屋 | 50名×2室 | 100名 | |
| 特別2等室 | 大部屋 | 3区画 | 240名 | |
| 2等室 | 大部屋 | 4区画 | 400名 | ドライバー室含む |
設備
パブリックスペース
- 案内所
- エントランス
供食・物販設備
- 売店
- レストルーム(軽食堂) - 季節営業
- 自動販売機
娯楽設備
- ゲームコーナー
脚注
外部リンク
- 隠岐汽船 - 船紹介
- MarineTraffic.com - FERRY KUNIGA - 自動船舶識別装置(AIS)による現在位置表示
- フェリーくにが_(2代)のページへのリンク