ファインマンの経路積分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 03:06 UTC 版)
「標準模型の歴史」の記事における「ファインマンの経路積分」の解説
「新しい量子形式」と量子電磁力学の確立、繰り込みへの助走 リチャード・ファインマンは、ポール・ディラックの著書中の、「 exp [ i ∫ t 1 t 2 L classic ( x , x ˙ ) d t ℏ ] {\displaystyle \exp {\left[i\int _{t_{1}}^{t_{2}}{\frac {L_{\text{classic}}\left(x,{\dot {x}}\right)\,dt}{\hbar }}\right]}} は ⟨ x 2 , t 2 | x 1 , t 1 ⟩ {\displaystyle \langle x_{2},t_{2}|x_{1},t_{1}\rangle } に対応する(L はラグランジアン)」という箇所にある指摘に興味をそそられ、ここから発想を得たと言われている。 具体的な経路積分の発想は、二重スリット実験と関連する。二重スリット実験ではスリットの数は2つであるが、これを無限個に拡張した考え方が経路積分である。経路積分は、現在用いられている一般的な方法になっている。
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