ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体
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ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体(ピルビンさんデヒドロゲナーゼふくごうたい、Pyruvate dehydrogenase complex、PDC)とは、ピルビン酸をアセチルCoAに変換(ピルビン酸脱炭酸反応と呼ばれる)する3つの酵素の複合体である。アセチルCoAはクエン酸回路に送られて細胞呼吸に使われており、この複合体は解糖系とクエン酸回路とを繋げている。また、ピルビン酸脱炭酸反応は、ピルビン酸の酸化を必要とするためピルビン酸デヒドロゲナーゼ反応としても知られる。
- 1 ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体とは
- 2 ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体の概要
- 3 外部リンク
ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体
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「乳酸」の記事における「ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体」の解説
詳細は「ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体」を参照 乳酸は、乳酸デヒドロゲナーゼによりピルビン酸に変化する。ピルビン酸は、脱炭酸酵素を含むピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体の作用により脱炭酸し、補酵素Aと結合するとアセチルCoAとなり、クエン酸回路や脂肪酸合成系に組み込まれる。 血液中の乳酸とピルビン酸の比率は、おおむね10:1となっている。
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ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体と同じ種類の言葉
複合体に関連する言葉 | シトクロムBFF複合体 シナプトネマ複合体 ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体 主要組織適合性抗原遺伝子複合体 ターミネーション複合体 |
固有名詞の分類
酵素 | サッカラーゼ ブロメライン ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体 パントテン酸キナーゼ 5-メチルテトラヒドロ葉酸-ホモシステインメチルトランスフェラーゼ |
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