ジヒドロリポイルリシン残基アセチルトランスフェラーゼ
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ジヒドロリポイルリシン残基アセチルトランスフェラーゼ | |
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識別子 | |
略号 | DLAT |
遺伝子コード | DLTA |
Entrez | 1737 |
HUGO | 2896 |
OMIM | 608770 |
RefSeq | NM_001931 |
UniProt | P10515 |
他のデータ | |
EC番号 (KEGG) |
2.3.1.12 |
遺伝子座 | Chr. 11 q23.1 |
ジヒドロリポイルリシン残基アセチルトランスフェラーゼ(英:Dihydrolipoyllysine-residue acetyltransferase、別名:ジヒドロリポイルトランスアセチラーゼ、ジヒドロリポアミドアセチルトランスフェラーゼ、EC:2.3.1.12)は、ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体(PDC)の中心的な触媒作用を持つ構造で、複合体の中でも重要な役割を担う。ジヒドロリポイルリシン残基アセチルトランスフェラーゼは3つのリポイルドメインと相互作用ドメイン、触媒作用ドメインから構成され、すべてのドメインは複雑に結合している。
触媒作用ドメインはまとまって三量体(トリマー)を形成しており、いくつかの生物では8つの三量体が、先端が切り取られた中空の立方体構造を取っている。その活性部位はサブユニットの境界面に位置する。
外部リンク
- PDB 1EAA, PDB 1dpb
- Dihydrolipoyl transacetylase - the US National Library of Medicine Medical Subject Headings (MeSH)
ジヒドロリポイルトランスアセチラーゼ(E2)
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「ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体」の記事における「ジヒドロリポイルトランスアセチラーゼ(E2)」の解説
リポ酸チオエステルの役割は、ジヒドロリポイルトランスアセチラーゼの活性部位での置換反応である。そこでは、リポ酸の「スイングアーム」からアシル基がCoAのチオールに置換する。ここで生成したアセチルCoAは複合体から放出されてクエン酸回路に入る。
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