ピラウ_(軽巡洋艦)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ピラウ_(軽巡洋艦)の意味・解説 

ピラウ (軽巡洋艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/09 05:50 UTC 版)

ピラウ (ドイツ語: SMS Pillau) は、ドイツ海軍巡洋艦ピラウ級小型巡洋艦の1隻。

艦歴

ピラウと同型艦のエルビンクは元はロシア帝国シベリア小艦隊ロシア語版防護巡洋艦を更新するためにドイツ帝国の造船所に発注した小型巡洋艦であったが、第一次世界大戦勃発によりドイツに接収された。1912年ムラヴィヨフ=アムールスキー伯ロシア語: Графъ Муравьёвъ-Аму́рскій)として起工。艦名は東シベリアの総督として満州の獲得に貢献したニコライ・ムラヴィヨフ=アムールスキー伯爵にちなんだ。1914年4月11日進水。1914年12月14日就役。艦名は東プロイセンの都市ピラウ(現在のバルチースク)にちなむ。

ピラウは1915年に第2偵察群に配属された。ピラウはバルト海北海で活動し、1915年8月にはリガ湾の戦いに参加した。また、1916年5月31日6月1日ユトランド沖海戦にも参加し、海戦後には大破した巡洋戦艦ザイドリッツを護衛した。第一次世界大戦中にピラウが参加した最後の戦闘は第2次ヘルゴラント・バイト海戦英語版であった。

戦後ピラウはイタリアに引き渡され、バーリと改名された。





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ピラウ_(軽巡洋艦)」の関連用語

ピラウ_(軽巡洋艦)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ピラウ_(軽巡洋艦)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのピラウ (軽巡洋艦) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS