ピアノソナタ第16番_(シューベルト)とは? わかりやすく解説

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ピアノソナタ第16番 (シューベルト)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/04 01:11 UTC 版)

ピアノソナタ第16番 イ短調 作品42, D 845 は、フランツ・シューベルト1825年5月に作曲したピアノソナタルドルフ・ヨハネス・フォン・エスターライヒに献呈された[1]

概要

シューベルトの中間期の作であり、作曲家としてはわずか12年程度の創作人生しかない中での数少ない完成されたピアノソナタの一つである。作曲の翌年(1826年)にピアノソナタとしては初めて出版された[1]

曲の構成

全4楽章、演奏時間は約37分。これまでのソナタにおける3楽章制とは一転して4楽章構成であり、シューベルトはこのソナタ以降一貫して4楽章制を取り続けることになる[1]

  • 第4楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ
    イ短調、4分の2拍子、ロンド形式[1]
    これまでの楽章同様、調性転調が多く不安定。最後に第1楽章の動機が現れ加速して終わる。長調と短調が混在している。

本楽曲が使われた作品

  • のだめカンタービレ - 漫画版のマラドーナ・ピアノ・コンクール(Lesson 43-44)においてのだめが演奏し、その後Lesson51、66、86においても演奏している。テレビドラマ版では、第9話と第11話で使用された。

出典

参考文献

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