ヒドラメチルノンとは? わかりやすく解説

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ヒドラメチルノン

分子式C25H24F6N4
その他の名称アムドロ、CL-217300、Amdro、AC-217300、ヒドラメチルノン、マックスフォース、Combat、Maxforce、Hydramethylnon、コンバット3,4,5,6-Tetrahydro-5,5-dimethyl-2(1H)-pyrimidone [3-[4-(trifluoromethyl)phenyl]-1-[2-[4-(trifluoromethyl)phenyl]ethenyl]-2-propenylidene]hydrazone
体系名:3,4,5,6-テトラヒドロ-5,5-ジメチル-2(1H)-ピリミドン[3-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]-1-[2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-2-プロペニリデン]ヒドラゾン


ヒドラメチルノン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/17 23:01 UTC 版)

ヒドラメチルノン
識別情報
CAS登録番号 67485-29-4
KEGG C10994 
特性
化学式 C25H24F6N4
モル質量 494.50 g/mol
外観 黄色ないし橙色の結晶
融点

185-190℃

危険性
NFPA 704
1
1
0
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ヒドラメチルノン Hydramethylnon)は有機フッ素化合物の一種。コンバットやアリの巣コロリなどの毒餌式殺虫剤に配合され、ゴキブリアリの駆除に使用される。昆虫のミトコンドリアにおける電子伝達系に作用し、エネルギー代謝を阻害することで効果が生じる。同剤を直接摂取した虫だけでなく、同剤を摂取した虫の糞や死骸を食べた虫に対しても殺虫効果が現れることから、「一度で二度効く」のキャッチコピーで宣伝されている(ドミノ効果)。

毒性

経口投与試験での半数致死量は、ラットで1,100 - 1,300mg/kg、イヌで28,000mg/kg以上とほ乳類に対する毒性は低い。魚毒性があり、96時間の半数致死濃度はニジマスで0.16mg/l、ナマズで0.10mg/l、ブルーギルで1.70mg/lである。

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