ヒトゲノム計画
米国を中心に、先進国がヒトゲノムを全て解読して、人の遺伝情報を明らかにし、医学などの分野で役立てようとする国際計画。医療分野で遺伝子治療を推進することが大きな目的となっている。
2003年4月15日、日米欧ほか6カ国は30億個の塩基配列のうち解読不能の1%を除き、99.99%の精度で解読したと宣言した。遺伝子数は約3万2千個と判明した。
しかし、このヒトゲノム解読完了後の2004年10月、より正確な構造と遺伝子組成などのヒトゲノムの特徴解明を行った結果、遺伝子数は約2万2千個であり、その中にはマウスやラットにはない遺伝子(免疫、臭覚、生殖関連)が含まれることや、ヒトにおいて機能を失った遺伝子も発見された。
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