ヒトゲノム国際機構とは? わかりやすく解説

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ヒト遺伝子解析機構

(ヒトゲノム国際機構 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 14:14 UTC 版)

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ヒト遺伝子解析機構
Human Genome Organisation
略称 HUGO
設立 1989年
種類 国際NGO
貢献地域 全世界
公用語 英語、フランス語
ウェブサイト HUGO Official website
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ヒト遺伝子解析機構(Human Genome Organisation, HUGO、ヒューゴ)は、ヒトゲノム計画に関連する国際非政府組織である。世界中のゲノム科学者を連携させることを主目的に、1989年に国際組織として設立された。団体名を直訳すると「ヒトゲノム機構」。他に「ヒト遺伝子解析機構」「国際ヒトゲノム機構」「ヒトゲノム国際機構」「国際ヒトゲノム解析機構」などとも訳される。

HUGOのヒトゲノム命名法委員会英語版 (HUGO Gene Nomenclature Committee, HGNC) は、各々のヒト遺伝子に固有の名前と記号を割り当てる役割を担う、HUGO内で最も活動的な委員会の1つである。

歴史

HUGOは、1988年4月末にコールド・スプリング・ハーバーで開催された初めてのゲノムマッピングに関するミーティングで設立された。機構を設立するというアイデアは、2002年にノーベル生理学・医学賞を受賞した南アフリカ共和国の生物学者シドニー・ブレナーの発案であった。その会合で創設委員会が設置され、17か国からの42名の科学者がメンバーとなった。HUGOはスイスジュネーヴに拠点を置き、後に178人のメンバーが加わって、合計220人となった[1][2]

関連項目

  • ヒトゲノム命名法委員会
  • 遺伝子命名法
  • セレラ
  • ビクター・マキューズィック
  • アイラ・カーメン
  • 国際哺乳類ゲノム学会
  • 榊佳之 - 2004年-2005年に会長を務めた

出典

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