ヒガシアゴヒゲトカゲとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 爬虫類 > アガマ科 > ヒガシアゴヒゲトカゲの意味・解説 

ヒガシアゴヒゲトカゲ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 03:52 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ヒガシアゴヒゲトカゲ
'ヒガシアゴヒゲトカゲ Pogona barbata
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目Sauria
下目 : イグアナ下目 Iguania
: アガマ科 Agamidae
亜科 : アガマ亜科 Agaminae
: アゴヒゲトカゲ属 Pogona
: ヒガシアゴヒゲトカゲ P. barbata
学名
Pogona barbata 
(Cuvier, 1829)
シノニム

Amphibolurus barbatus

和名
ヒガシアゴヒゲトカゲ
英名
Eastern bearded dragon

ヒガシアゴヒゲトカゲ学名Pogona barbata)は、アガマ科アゴヒゲトカゲ属に分類されるトカゲ

分布

オーストラリア東部から南東部[1][2]固有種

形態

最大全長67センチメートル[2](頭胴長25センチメートル、尾長42センチメートル[1])。体形はやや細長い[1]。後頭部の棘状鱗は弧状に並ぶ[1][2]。体側面には刺状鱗が数列並ぶ[1][2]。総排泄孔前部にある小さい孔の空いた鱗(前肛孔)と大腿部にある小さい孔の空いた鱗(大腿孔)の総数は10-30[1]。尾は3鱗列ごとに筋状の隆起(キール)がある鱗で覆われる[1][2]。尾に不明瞭な斑紋が入る個体もいる[1]

口内の色彩は黄色い[1]。後肢長は頭胴長の約55%で、胴体に沿って後肢(および趾)を前方に伸ばすと肩に達する[1]

生態

乾燥林や草原などに生息する[1]。地上棲もしく半樹上棲で、倒木などに登ることが多い[1][2]昼行性[2]、茂みや樹洞の中で休む[1]。危険を感じると口を開け喉の皮膚を広げて威嚇する[1][2]。冬季になると砂地に穴を掘って冬眠する[2]

食性は雑食で、小動物、植物果実などを食べる[2]

繁殖形態は卵生。春季に交尾を行い、1回に8-35個の卵を産む[1][2]。卵は野生下では61日、飼育下では20℃の環境下で75-84日で孵化した例がある[1]

画像

参考文献

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 千石正一 「Reptiles&Amphibians Gallery アゴヒゲトカゲ」『月刊アクアライフ』197号、マリン企画、1995年、204-206頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k 千石正一監修 長坂拓也編著 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、40頁。

関連項目





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヒガシアゴヒゲトカゲ」の関連用語

ヒガシアゴヒゲトカゲのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヒガシアゴヒゲトカゲのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヒガシアゴヒゲトカゲ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS