パールドーソン プロキオン【パールドーソン プロキオン】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9005号 |
登録年月日 | 2001年 3月 28日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | パールドーソン プロキオン よみ:パールドーソン プロキオン | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 向山株式会社 | |
品種登録者の住所 | 山梨県甲州市塩山熊野275 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 向山武彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「MIRETTA」にCymbidium.devonianumを交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが穏黄緑の地色に穏赤色の条線が入り、リップは扁円形でピンク白の地色に暗紫赤色の覆輪が入る中型種である。草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形及び横断面の形は扁円形、高さは31~60㎜、長径は31~50㎜である。葉の全体の形は広線形、先端の形は不等鋭先形、頂点の角度は60~75度、先端の角度は60~90度、葉の長さは45~75㎝、幅は41~50㎜、葉色は緑、葉数は7~9枚である。一花茎の花数は11~20、花茎の太さは 6.1~9.0㎜、長さは50~80㎝、色は緑褐である。咲き型は部分抱え・平咲き、花の横径は61~80㎜、縦径は41~60㎜、ドーサル・セパル正面の形は広線形、先端の形は微突形、ラテラル・セパル正面の形は湾曲広線形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は長ひし形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形は扁円形、先端の形は小凹形、周縁の反転及び波打ちは小である。全体的な花色は緑系、花色はセパル及びペタルは穏黄緑(JHS カラーチャート3110)の地色に穏赤(同0416)の条線が入る、リップはピンク白(同9701)の地色に暗紫赤(同9710)の覆輪が入る。花の香りは弱、開花期は冬である。「サラジーンコイヒメ」と比較して、セパル及びペタルの横径が大きいこと、セパル及びペタルの地色が穏黄緑であること、リップに暗紫赤の覆輪が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に出願者が「MIRETTA」にCym.devonianumを交配した実生苗を購入し、出願者の温室(山梨県塩山市)において、7年に開花した株の中から選抜し、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「PB426」であった。 |
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