パーティションサーバ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/08 08:28 UTC 版)
「HCL Domino」の記事における「パーティションサーバ」の解説
Lotus Dominoの機能の一つ。ひとつのOSに対して複数のDominoサーバを構築し、起動させるための機能。 基幹部分を共有し、個別に設定された部分のみ別パーティションへ設置することで、複数台のDominoサーバを稼動させる事が出来る。そのことがこの機能名の由来ともなっている。 Windowsの場合は、基本的にはCドライブにプログラム(基幹部分)をインストールし、DやEなどにデータ(個別に設定・作成されたデータなど)を設置する。エンジンを共有しているため、負荷は実質1.5倍程度であり、それぞれに別の役割を持たせたい場合には非常に効率の良い構成を構築する事が出来る。特にエンタープライズ環境のような、多数のユーザがアクセスする環境では、往々にしてネットワーク負荷が非常に高くなってしまう。そのためDominoサーバ毎にネットワークカードを割り当て、サーバ単体に対してのアクセス負荷を分散することが出来る。ただし、サーバに対する物理負荷は当然変わらない。
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