パイルボール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 07:35 UTC 版)
ボクシング部時代の得意技、「パイルアッパー」を元に開発した魔球。特訓によって培ったものである。アンダースローから繰り出される球は時速160km以上の球速を出し、防球ネットを突き破り木をなぎ倒すほどのパワーを誇る。そのため一文字竜以外の捕手はキャッチ出来てもそのままボールと一緒に弾き飛ばされてしまう。投球時にマウンドの土をえぐってしまうので柳生にイリーガルピッチとみなされ「試合では使えない」と指摘されたことからフォームを改良し、試合で使えるものにした。しかし後にプッシュバントに弱い・腕関節や太ももを痛めやすいという弱点が発覚する。当初は「ハヤブサパイルボール」と表記された。後述のようにWハリケーンもパイルボールからの発展技であり、Wハリケーン開発の過程で立った状態でも投げられる様になり、前述の、投球位置が低いため土を一緒に投げてしまうという欠点は解消されている。大仏高戦終了後に、柳生が指摘した二つの欠点について月下は、当初推測していた「凄まじい威力のため取れる捕手がいない(竜の加入で解決)」、前述の「一緒に土くれを投げてしまう(投球の際に足で飛んだ土をガードする事で解決)」ではなく、本当は、「体を痛めてしまう危険なボール」や、「ボール周辺に発生している空気の渦を上回るスピードやパワーを持ったスイングには効果がない」の二つだったと推測している。
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