バロータ軍関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 15:15 UTC 版)
プロトデビルン バロータ軍を率いる地球外生命体。 詳細は「プロトデビルン」を参照 スピリチア 生命体の持つ生体エネルギー(活力、精神力)。これが奪われると生きる意欲を失い、心身虚脱状態に陥り最悪死に至ることもある。プロトデビルンはこれをエネルギー源としている。スピリチアにもさまざまな種類があり、プロトデビルンの活動を制御できる特殊なスピリチアの持ち主達は「アニマスピリチア」と呼ばれる。太古のプロトカルチャー時代、暴走するプロトデビルンを氷の惑星に封じ込めた。バロータ軍は熱気バサラをアニマスピリチアと疑い、存在を危険視すると同時に、生体のスピリチア自己再生を促進する能力が見られることからゲペルニッチのスピリチア安定供給計画「スピリチアファーム・プロジェクト」実現の鍵として注目する。 『マクロス・クロニクル No.23』で付け加えられた詳細な設定では、我々の住む3次元宇宙より上位の高次元領域「サブ・ユニバース」において、このエネルギーは満たされているとされている。3次元宇宙ではスピリチアは極端に少なかったため、プロトデビルンはそれを生命活動のために必要としていたとされる。 エビル・シリーズ プロトカルチャーが、ゼントラーディ人の次に開発した異形の生体兵器群。稼動実験中、サブ・ユニバースのエネルギー生命体プロトデビルンに憑依され、プロトカルチャーの意図とは別の存在となった。ゼントラーディ人はこれらに従事するよう遺伝子レベルで摺り込まれているため、エビルシリーズ(プロトデビルン)が接近すると精神に異常をきたす。 『マクロス30 銀河を繋ぐ歌声』では、惑星ウロボロスにプロトデビルンが憑依せずそのまま封印されていた「フォールド・エビル」が登場し、藤堂潮の手によって封印を解かれる。その力は過去の歴史を書き換える能力を持っているらしく、藤堂はその力を使ってマクロスの存在を消滅させ、第一次星間大戦でゼントラーディによって壊滅された地球の過去の歴史を変えようともくろむ。
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