バルボッサとの決着
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 06:52 UTC 版)
「ジャック・スパロウ」の記事における「バルボッサとの決着」の解説
それからジャックはブラックパール号に追われることとなる。激しい海戦の末、インターセプター号は沈み、船員は捕虜としてブラックパール号に捕らえられてしまう。そしてジャックとエリザベスは、ジャックが以前置き去りにされた島に二人置き去りにされることになった。エリザベスは長らく捨て去られていた備蓄品のラム酒を使用して火をおこし始め、海軍船舶に発見される。彼らはジェームズ・ノリントン提督に救出され、ウィルを助けるため、エリザベスはノリントンにイスラ・デ・ムエルタを攻撃するよう説得した。 到着した島では、ジャックが洞穴にこっそり入り、バルボッサに海軍が外で待ち伏せしていると知らせてウィルが犠牲にされるのを防いだ。そしてバルボッサは、ジャックの提案によって海軍を全滅させ、軍艦を手に入れるため船員を送り出す。しかしジャックはバルボッサへ向き直り、剣で交戦する。バルボッサはジャックの胸に剣を突き立てたが、月光が差す後ろへよろめいたジャックは、なんと呪われた姿となっていた。彼はバルボッサと対等に戦うために自分もまた不死身になろうと、隙を見て宝箱からこっそり金貨を盗み、自分もあえて呪われていたのだった。不死身同士の戦いで決着がつかないと思われたが、ジャックが常に持ち歩いていた銃でバルボッサを撃つと同時に、ウィルの血の一滴により呪いが解かれ(当然ジャックの呪いも解ける)、バルボッサは倒れる。ジャックは再び逮捕されて、絞首刑執行のためポート・ロイヤルに引き戻された。ところがウィルとエリザベスの助けによって城壁から「誤って」後ろへ落ちたとし、その場を脱出することに成功した。かつてのジャックの仲間たちが操るブラックパール号は既に停泊して彼を待っており、乗船したあと進路を変えた。ついにジャックはブラックパール号の船長に返り咲くことに成功したのだった。
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