バッティング (クリケット)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/02 01:39 UTC 版)
クリケットにおけるバッティング(英: Batting)とは、バットを用いてボールを打撃することにより得点(ラン)を獲得したり、ウィケットの損失を防ぐ行為や技術のことである。バッティングを行う選手のことを打者(だしゃ)、またはバッター(英: Batter)と呼ぶ。以前は男子選手をバッツマン、女子選手をバッツウーマンと呼んでいたが、国際クリケット評議会や競技規則のクリケット法を管理するメリルボーン・クリケット・クラブは、ジェンダー平等の観点によって、性別を問わず公式にバッターと呼ぶことに変更した[2][3]。
概要
ボウラー(投手)の反対側のウィケットに立つバッターをストライカーと呼び、ボウラー側のウィケットに立つバッターをノンストライカーと呼ぶ[4]。バッターはウィケットを倒されなければ、空振りを何回してもアウトにならない。ファウルゾーンがなく360度どこへでも打てる。また打っても間に合わないと判断した場合は走らなくても良い。
以下のような打ち方がある。
- ドライブ
- フロントフットドライブ(投球の来た方向に打球が飛ぶ)
- バックフットドライブ(投球の来た方向、または体の前に打球が飛ぶ)
- プルショット(引っぱり、体の向きの真後ろに飛ばす)
- レッググランス(足下への投球を後ろにそらす)
- カットショット(体の真正面に打球を飛ばす)
- レイトカット(打撃点を遅らせ後ろ45度の方向に打球を飛ばす)
- スウィープショット(足下への遅い球を、ほうきで払うように横に飛ばす)
などといった打ち方がある。
また、必ずしも投球を打たなくても良く、ブロックし、投球がウィケットに当たるのを阻止したり、アウトにならないために無理に打たずに見送ったりということがある。
関連項目
脚注
- ^ “Records / Combined Test, ODI and T20I records / Batting records; Most runs in career”. ESPNcricinfo (2013年11月17日). 2013年11月17日閲覧。
- ^ 'Batter' here to stay and set to have 'significant impact' 国際クリケット評議会 2023年10月24日閲覧。
- ^ MCC changes 'batsman' to 'batter' in Laws of Cricket Reuters 2023年10月24日閲覧。
- ^ クリケットとは 日本クリケット協会 2020年6月30日閲覧。
「バッティング (クリケット)」の例文・使い方・用例・文例
- 彼はバッティングがいい
- もっとバッティングの技術を上げたいです。
- 私はバッティングの練習が好きでした。
- バッティングの練習が好きでした。
- バッティング練習が大好きです。
- スケジュールがバッティングしなきゃ大丈夫です。
- 彼はバッティングに精通している。
- 彼は毎日 1 時間をバッティングの練習に費やした.
- 絶えず練習を積んでいなければバッティングがだめになるよ.
- 今日の西武のバッティングオーダーは次のとおり.
- そのボクサーはバッティングで一点減点された.
- 野球で,フリーバッティングという打撃練習
- バッティングセンターという施設
- 野球で,バッティングケージという打撃練習用保護柵
- 野球で,下から軽く投げた球をうつトスバッティングという打撃練習
- 松井選手は自分自身のバッティングに集中している。
- バッティング練習の間は,バットが傷つかないよう,バットを手袋の上に置きます。
- 広島大学大学院工学研究科の石井抱(いだく)助教授が新しいバッティングロボットを開発した。
- 小中学生のころ,私はよく父と一緒にキャッチボールをしたり,バッティング練習をしたりしていました。
- とても強力なピッチングマシンが福岡県北九州市にある三(み)萩(はぎ)野(の)バッティングセンターに3月に導入された。
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