メリルボーン・クリケット・クラブとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > メリルボーン・クリケット・クラブの意味・解説 

メリルボーン・クリケット・クラブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/27 04:47 UTC 版)

メリルボーン・クリケット・クラブ
正式名称 Marylebone Cricket Club
競技種目 クリケット
創設 1787年
本拠地 イギリスロンドン
ウェブサイト 公式サイト
MCCが所有し、本部としているローズ・クリケット・グラウンド

メリルボーン・クリケット・クラブ: Marylebone Cricket Club、略称:MCC)は、イギリスロンドンに所在するクリケットクラブ。Maryleboneをマリルボーンと訳されることもある。以前はクリケットの統括団体であり、1788年以降は競技規則であるクリケット法を管理するなど、現在も強い影響力を保持している。

概要

1787年に設立。1814年からロンドンのシティ・オブ・ウェストミンスターのセント・ジョンズ・ウッドにあるローズ・クリケット・グラウンドを所有し、本部としている。同グラウンドは「クリケットの聖地」と呼ばれ、イングランド・ウェールズクリケット委員会、欧州クリケット評議会の本部として機能している[1]。世界のクリケットを統括する国際クリケット評議会(ICC)の本部も2005年まで所在していた。ICCが1909年に設立された時は、MCCの書記によって管理されていた。1989年まではMCC会長がICCの議長職に自動的に就任していた[2]

クリケットの競技規則となるクリケット法: Laws of Cricket)は、1744年に作成され、1788年以降は幾度かの改正を重ねながら、現在に至るまでまでMCCが著作権を所有し、管理している[3]。2023年現在の最新版は2017年コード第3版である[3]

MCC会長に就任していたフィリップ王配

女王エリザベス2世の夫である王配フィリップ王配は、 若い頃は熟練したクリケット選手であり、1949年と1974年にMCCの会長職に就任していた[4]

脚注

  1. ^ ローズ・クリケット・グラウンド”. JOC. 2012年6月30日閲覧。
  2. ^ History 1989 - present 国際クリケット評議会 2023年11月1日閲覧。
  3. ^ a b THE LAWS OF CRICKET Lord's The Home of Cricket 2023年10月29日閲覧。
  4. ^ Prince Philip: ‘I enjoy everything about cricket WISDEN 2023年10月7日閲覧。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  メリルボーン・クリケット・クラブのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「メリルボーン・クリケット・クラブ」の関連用語

メリルボーン・クリケット・クラブのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



メリルボーン・クリケット・クラブのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのメリルボーン・クリケット・クラブ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS