ハードウェアの直接制御による試み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 17:19 UTC 版)
「FM-PAC」の記事における「ハードウェアの直接制御による試み」の解説
前述のようにMSX-MUSICのシステムは複数のYM2413が存在してもどれか一つを使用するよう定義されており、ソフトウェア的なサポートも存在しないが、MSXの拡張機器の実装として推奨されているメモリマップドI/Oの存在や、スロットの仕組み、並びにカートリッジ内音源の有効無効の選択が可能になっている仕様から独立制御が可能である。音声出力がスロットの端子を経由する出力のみのFM-PAC以外は商品化がなかったため用途は限定されるものの、内蔵デバイスはI/Oポート、FMPACはデバイスの有効無効、スロットの切り替えとメモリマップドI/Oの併用によってハードウェアをダイレクトに制御することで最大10個のYM2413を制御する試みも存在している。 また、YM2413をDACとして利用する試みも、制御のシステムとしてMSX-MUSICのハードウェアを用いている。
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