ハードウェア: B+64 と B+128
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/25 01:15 UTC 版)
「BBC Micro」の記事における「ハードウェア: B+64 と B+128」の解説
エイコーンは1985年中頃、Model B+ を投入した。RAMを 64KB に拡張し、フロッピーディスクを標準でサポートしている。しかし、市場の反応は大きくはなかった。追加した32KBのRAMのうち、20KBはディスプレイ用(シャドウRAM)で、12KBはバンク切り替えで使われた。B+128 ではさらに64KB(16KB×4バンクのバンク切り替え用)が追加され、全体で128KBとなっている。 B+ では、Model B 用のプログラムの一部が動作しなくなった。この原因は、フロッピーディスクコントローラを Intel 8271 から WD1770 に変更し、マップされるアドレスも変更したためである。これらのコントローラは非互換で、エミュレータは基本操作が可能なだけで互換性という点では不完全だった。ソフトウェア内のコピーガードはコントローラに直接アクセスすることが多く、新しいシステムでは動作できなかったのである。
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