ハンバー橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/13 06:27 UTC 版)
現在、ハンバー川を南北にわたれる唯一の手段となっているのがハンバー橋である。1981年に建設されたこの橋梁は、1998年まで世界最長の単径間吊橋であり、現在でも世界9位となっている。 ハンバー橋建設以前は、ピア・ステーション社が経営する外輪船が就航していた。航路はハルのヴィクトリア・ピアとニューホランド・ピア駅を結んでいた。1841年に蒸気船の運航が始まり、これを1848年にマンチェスター・シェフィールド・アンド・リンカンシャー鉄道が買収した。その後もその後継会社が、1981年にハンバー橋が開通するまでフェリーを運航していた。それまでは、鉄道客も自動車もフェリーを利用していた。 現在ハンバー橋が結んでいる線は、1281年のドゥームズデイ・ブックにも載っているヘスルとバートン・アポン・ハンバーを結ぶきわめて古い航路とかなり似通っている。このフェリー航路は、鉄道時代に突入した後の1856年まで運用されていたことが分かっている。その距離は1マイル (1.6 km)だった。
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