ハフマン・スレッディング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/16 19:11 UTC 版)
「スレッデッドコード」の記事における「ハフマン・スレッディング」の解説
ハフマン・スレッデッドコードはハフマン符号のリストで構成される。ハフマン符号は可変長のビット列で何らかのアイテムを一意に示すのに使われる。ハフマン・スレッデッドコードに対応したインタプリタは、ハフマン符号をインデックスとするテーブルか木構造からサブルーチンを特定する。ハフマン・スレッデッドコードはコンピュータプログラムの最もコンパクトな表現の一つである。どのサブルーチンにどの符号語を割り当てるかは、基本的にその使用頻度に基づき、最も頻繁に使うサブルーチンには最も短い符号語を割り当てる。使用頻度が近いサブルーチンにはほぼ同じ長さの符号語を割り当てることになる。ハフマン・スレッデッドコードのシステムは、Frothシステムで実装されているものが多く、処理速度は遅くなるが小さいメモリに大きなコードを詰め込むことができるため、安価なマイクロコントローラでの利用が見られる。電子式のおもちゃ、電卓、腕時計などでの使用例がある。
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