ハノイ料理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 06:07 UTC 版)
「ベトナムの国民食」と言われる一方、「ハノイの名物料理」と見なされている。ブンチャーは正午に昼食としてよく食べられ、これはハノイの料理文化に特有の習慣となっている。夜に食べることもある。 ハノイの最初のブンチャーレストランは旧市街、ホアンキエム区のザーグーにあった。ハノイの店で売られているブンチャーの価格は安く、2016年時点で「1杯5万~6万ドン(約250~約300円)程度」であった。 ハノイにあるブンチャー店であるフオンリエンは、当時アメリカ合衆国大統領であったバラク・オバマが2016年5月にヴェトナムに旅行した際、シェフのアンソニー・ボーディンに連れられて訪問し、ブンチャーを食べたことで有名になった。この時にボーディンが払った値段は6ドルほどだったという。オバマがブンチャーを食したことが報道されて以降、ハノイではブンチャーを出す店が増加したという。 2019年6月の米朝首脳会談ではハノイ料理としてフォーとともにジャーナリスト向けのメディアセンターの食事に採用された。
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