ハッピーシーナマサキ【ハッピーシーナマサキ】(草花類)
登録番号 | 第14367号 | |
登録年月日 | 2006年 7月 13日 | |
農林水産植物の種類 | ファレノプシス | |
登録品種の名称及びその読み | ハッピーシーナマサキ よみ:ハッピーシーナマサキ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 椎名正剛 | |
品種登録者の住所 | 千葉県旭市井戸野1222番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 椎名正剛 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、Dtps.「Happy smile」にDtps.「Moyo beauty」を交配して育成されたものであり、花はドーサル・セパル及びペタルが紫白の地色に明赤味紫色のぼかし、ラテラル・セパルが紫白の地色に明赤味紫色のぼかし及び鮮赤紫色の点斑、リップ中央裂片は明赤味紫色で鮮赤味紫色及び浅橙黄色のぼかし、鮮赤紫色の点斑が入る、平咲きの小型種である。株の大きさは小、草姿は横性である。葉の正面の形は倒披針形、先端の形は不等切形、横断面の形はⅢ型、向きは水平、ねじれは無、幅は76~100㎜、長さは10.1~20㎝、表面の色は暗緑である。花序の型は総状、花数は6~10、花型は平、花の横径及び縦径は5.1~7.5㎝である。ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は鈍形、周縁の波打ちは無である。ペタルの正面の形は半円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無である。リップ中央裂片の正面の形はⅢ型、横断面の形はⅣ型、側裂片の形はⅦ型である。花色はドーサル・セパル及びペタルは紫白(JHS カラーチャート8901)の地色に明赤味紫(同8905)のぼかしが入る、ラテラル・セパルは紫白(同8901)の地色に明赤味紫(同8905)のぼかし及び鮮赤紫(同9207)の点斑が入る、リップの中央裂片は明赤味紫(同8905)の地色に 鮮赤味紫(同8906)及び浅橙黄(同2203)のぼかし、鮮赤紫(同9208)の点斑が入る、側裂片は鮮紫(同8605)、基部が紫白(同8601)で鮮赤紫(同9208)の点斑が入る。花の香りは無である。「ビューティー シーナ リン リン」と比較して、リップ中央裂片の正面の形がⅢ型であること、側裂片の形がⅦ型であること等で、「ビューティシーナランラン」と比較して、ドーサル・セパル及びペタルにぼかしが入ること、リップ中央裂片にぼかし及び点斑が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に育成者の温室(千葉県旭市)において、Dtps.「Happy smile」にDtps.「Moyo beauty」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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