ハイサム・ビン・ターリク・アール=サイードとは? わかりやすく解説

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ハイサム・ビン・ターリク・アール=サイード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/05 05:53 UTC 版)

ハイサム・ビン・ターリク・アール=サイード
هيثم بن طارق آل سعيد
オマーン国王スルターン
在位 2020年1月11日 - 在位中

全名 هيثم بن طارق بن تيمور بن فيصل بن تركي بن سعيد بن سلطان بن أحمد بن سعيد البوسعيدي
ハイサム・ビン・ターリク・ビン・タイムール・ビン・ファイサル・ビン・トゥルキー・ビン・サイード・ビン・スルターン・ビン・アフマド・ビン・サイード・アール=ブーサイード
出生 (1954-10-13) 1954年10月13日(70歳)
マスカット・オマーン マスカット
皇太子 ジーヤザン・ビン・ハイサム英語版
配偶者 アハド・ビント・アブドゥッラー英語版
子女 ジーヤザン英語版
ビララブ英語版
スラヤ
オマイマ
家名 ブーサイード家
父親 ターリク・ビン・タイムール英語版
母親 シャワナ・ビント・ハムード・アル=ブサイディアラビア語版
宗教 イスラム教イバード派
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ハイサム・ビン・ターリク・アール=サイードアラビア語: هَيْثَم بْن طَارِق آل سَعِيد, ラテン文字転写: Hayṯam bn Ṭāriq ʾĀl Saʿīd, 1954年10月13日[1] - )は、オマーン国王スルターン)(在位: 2020年1月11日 - )。前国王・カーブースいとこにあたる。

日本語の報道では、ハイサム・ビン・タリク・サイドと表記されることがある。

経歴

1979年オックスフォード大学卒業[1]

1983年から1986年まで初代オマーンサッカー協会会長をつとめ、以後、政治問題担当外務次官(1986年 - 1994年)、外務省事務総長(1994年 - 2002年)、遺産文化大臣(2002年 - 2020年)などを歴任した[1][2]

遺産文化大臣在任中の2002年2008年2014年に来日している[3]

2020年1月10日、国王カーブース・ビン・サイードが崩御。カーブースには実子がおらず、また生前に後継者を指名していなかったが、これまではハイサムの異母兄のアスアド・ビン・ターリク・ビン・タイムール・アール・サイード国王代理兼副首相が有力視されていた[4]遺言を開封したところ、後継者にハイサムが指名されており、11日に王位を継承した[5][6]。また、前・国王から引き継ぎ、首相・軍最高司令官・国防大臣・財務大臣・外務大臣も兼職する。2020年8月18日に政府再編の一環として財務大臣と外務大臣を退き、同時に実務を取り仕切っていた財務担当大臣、外務担当大臣の職を廃した[7]

出典

ハイサム・ビン・ターリク・アール=サイード

1954年10月13日 - 存命中

爵位・家督
先代
カーブース・ビン・サイード
オマーン国王スルターン
第14代:2020年1月11日
現職
推定相続人
(ジーヤザン・ビン・ハイサム英語版)
公職
先代
カーブース・ビン・サイード
オマーン国首相
第3代:2020年1月11日
現職
オマーン国国防大臣英語版
第5代:2020年1月11日
オマーン国財務大臣英語版
2020年1月11日2020年8月18日
次代
スルターン・アル=ハブスィー英語版
オマーン国外務大臣英語版
2020年1月11日2020年8月18日
次代
バドル・アル=ブーサイーディー英語版
先代
ファイサル・ビン・アリー・アル=サイード英語版
オマーン国遺産文化大臣英語版
2002年2月16日2020年1月11日
次代
サーリム・アル=マフルーキー英語版
新設 オマーン国外務省事務総長英語版
初代:1994年11月15日2002年2月16日
次代
バドル・アル=ブーサイーディー英語版
その他の役職
先代
ファイサル・ビン・アリー・アル=サイード英語版
オマーンサッカー協会会長
1983年1986年
次代
サイード・ビン・ナーセル・アル=フサイビー



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