ナルゴスロンドの崩壊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/06 03:46 UTC 版)
グウィンドールは合戦のさなかに捕らわれ、アングバンドの奴隷となったが脱出し、人間のトゥーリンをともなってナルゴスロンドへ帰還した。トゥーリンはモルメギルと名乗り、戦いの中で偉大な戦士であることを証明し、エルフたちに尊敬され、またオロドレスに重用された。トゥーリンの指揮のもと、エルフたちは隠密行動を捨て、次第に大胆になっていった。ナルゴスロンドの城門の前には大橋がかけられ、かれらは迅速に国土を守る戦いを遂行した。このためナルゴスロンドのモルメギルはモルゴスの憎悪の対象になった。あるときキーアダンからの使者が訪れ、「橋を落とし、門を閉ざせ」とのウルモからの言葉が届けられた。オロドレスは迷い、トゥーリンに助言を求めると、トゥーリンはウルモの言葉を無視した。モルゴスは金竜グラウルング率いる大軍をナルゴスロンドに送り、オロドレスはトゥムハラドの野で討ち死にした。グラウルングは大橋を渡り、ナルゴスロンドを滅ぼした。
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