ウルモ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/25 02:46 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ウルモ(Ulmo)とは、以下の事項を指す。
- クノニア科(旧エウクリフィア科)エウクリフィア属に属する樹木、Eucryphia cordifolia。チリおよびアルゼンチンに自生する。→ ウルモ (植物)
- J・R・R・トールキンの創作に登場する神格(ヴァラ)の一人、水の王ウルモ。
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ウルモ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/02 04:09 UTC 版)
海の王や水の王ウルモ(Ulmo)、別名グルマ(Gulma)は水の支配者。海水だけでなく、川や泉や雨などにも彼の力が宿っていると言われる。ウルモはマンウェに次ぐ力の持ち主で、独り身である。 ヴァリノール建国後はあまり会議にも出席せず、アルダを見守っている。彼は人間やエルフを深く愛し、他のヴァラールが憤っている時ですら見捨てようとはしなかった。特にテレリ族には多くのことを教えている。人前に現れる時は黒い兜に銀と緑の鎖かたびらをまとった姿をとるが、肉体を着用することは好まず、しばしば見えないままの状態で岸辺や入り江を訪れる。ウルモは白い貝の角笛ウルムーリを吹き鳴らして海への憧れを掻き立てるほか、水の調べの形で人々に話し掛けることがある。 ウルモは孤島を浮き島に変え、渡し舟のように動かしてエルダールを中つ国からアマンへと運んだ。これが後の「離れ島」トル・エレッセアである。またお告げを通じて、フィンロドにはナルゴスロンドを、トゥアゴンにはゴンドリンを建造するように促している。この両王国に危機が迫った時代にはトゥオルを使者に選んで導いた。さらにシルマリルの所持者エルウィングが追い詰められて海に身を投じた時には、彼女に白い鳥の姿を与えて救っている。
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