ナルゴスロンドのクルフィン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 23:31 UTC 版)
「クルフィン」の記事における「ナルゴスロンドのクルフィン」の解説
ダゴール・ブラゴルラハにおいてケレゴルムとクルフィンは敗北し、かれらの一党はナルゴスロンドのフィンロドの元へと避難した。ベレンがモルゴスからシルマリルを奪うためフィンロドの助力を願うと、フィンロドはベレンの父バラヒアへの誓言のためこれを受け入れ、かれの一族に助力を求めた。ケレゴルムとクルフィンはこれを聞くと、「フェアノールの誓言」のことを語り、フィンロドの一族を恐れさせた。そのためフィンロドはナルゴスロンドの民から見放され、わずか十人の供のものを連れて、ベレンとともに出発した。フィンロドはオロドレスを摂政に選んだが、ナルゴスロンドの民心はケレゴルムとクルフィンの支配するところとなった。かれらはフィンロドを一人死なしめ、ナルゴスロンドの王位を簒奪するつもりであった。
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