ナイキダンクの社会活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/20 05:57 UTC 版)
「ナイキダンク」の記事における「ナイキダンクの社会活動」の解説
ただ闇雲にスニーカー市場をにぎわすだけの存在でなく、ナイキダンクはときに社会的な活動にも取り組んできた。その最たる例がチャリティ企画である。2003年、eBayチャリティオークションに出品された世界に1足しか存在しないナイキダンクSBは、その30,000ドルとも言われる収益金をスケートパークの建設事業に寄附した。同じく2003年にはファレル・ウィリアムス率いるN.E.R.D.共同企画のチャリティモデルをナイキタウンにて限定発売。また2006年よりスタートしたオレゴン健康科学大学との共同プロジェクトは、同大学病院で治療を受ける子供たちからデザインを募集、その売上金の一部を小児病院の建設基金に寄附するもの。これら公に資する活動以外では、やはり2003〜2005年に開催したWHITE DUNKが最大のエポックメイキングだろう。日本人アーティスト25名がナイキダンクをテーマに制作した作品展をパリ、東京、ロサンゼルスの3都市で巡回。フィギュアやジオラマなど前衛的な作品群を通して"進化するアイコン"への新たなアプローチを試みた。ナイキダンクとアートの親密な関係を窺わせる一大プロジェクトであった。
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