ドーピング違反を巡って
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/09 14:09 UTC 版)
「ロイク・コルバル」の記事における「ドーピング違反を巡って」の解説
ドーピング検査を受けるために提出が義務付けられていた正確な居所に、2013年6月から2014年8月までの間に3度も不在だった所謂「No-Show」により、フランス柔道連盟の規律委員会から2014年10月から2015年8月まで10ヶ月に渡る大会への出場停止処分を受けた。しかしながら、2015年3月にアンチドーピング活動に関わる情報をインターネット上で総合的に管理する「ADAMS」と呼ばれるソフトウエアの誤作動で4度目のNo-Showと認定される事態となった。このことから過去のNo-Showも当局の不備に基づくものだとの主張が認められて、出場停止処分が解除された。一方で、2015年9月にはフランスの反ドーピング機関であるAFLDの方から過去の「No-Show」違反により、2年間に及ぶ全ての大会への出場停止処分が下された。それを不服として国務院に停止処分の凍結を求めて提訴した。2016年4月15日には異議申し立ての結果、2年から1年への暫定的な軽減処分が下されて、リオデジャネイロオリンピックの可能性もとりあえず残された。しかし5月に国務院は、コルバルには依然半年ほどの停止期間が残っているとの最終的な判断を示した。これにより、リオデジャネイロオリンピックには結局出場できないことが決まった。
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