ドーシャのバランスと治療
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 06:23 UTC 版)
「四体液説」の記事における「ドーシャのバランスと治療」の解説
ドーシャのバランスは、体質(プラクリティ)、1日おける時間・季節・年齢、行動・食事・運動、環境、天体などによって左右されると考えられている。食べ物や薬草は、味自体がドーシャのバランスに影響し、それぞれ「熱性・温性・冷性」という性質(ヴィールヤ、薬力源)を持つ。また、各トリ・グナへ作用し、心の健康に影響をあたえる。 治療としては、増えすぎたドーシャ(体液)、アーマ(未消化物)、マラ(尿、便による排泄物)の要素を体の外に出し、浄化する減弱療法(排出療法)があり、パンチャカルマ(経鼻法)、催吐法、瀉下法、浣腸、発汗法、瀉血などが行われる。もう一つ、ドーシャのバランスを食事、薬、ヨガなどの調気法や行動によって元に戻す緩和療法(鎮静療法)がある。
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