ド・ルース男爵とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ド・ルース男爵の意味・解説 

ド・ルース男爵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/09 02:01 UTC 版)

ド・ルース男爵
ド・ルース男爵 マクスウェル家の紋章
創設時期1288/89年2月6日に1264年12月24日に遡って[1]
創設者ヘンリー3世
貴族イングランド貴族
初代ウィリアム・ルース英語版
現所有者27代男爵ピーター・マクスウェル英語版
相続人フィンバー・マクスウェル
相続資格初代伯爵の男系・女系の子孫
モットーCrom a boo ("Crom forever")[2]

ド・ルース男爵: Baron de Ros [ˈrs]; ROOSE)は、イングランド貴族男爵位。1298/1299年2月6日ウィリアム・ルース英語版1264年12月24日に遡って叙位されたのに始まる[2]。イングランドにおける筆頭男爵(Premier Baron of England)である[3]。議会召集令状(writ of summons)による爵位であるため、男子なき場合に姉妹間に優劣のない女性相続が認められる(共同相続人がある場合は爵位は停止(abeyance)となる)。

ヘルムスリーのルース男爵 (1264年)

  • 初代ルース男爵ウィリアム・ルース英語版 (William Ros, -1317)
  • 2代ルース男爵ウィリアム・ルース英語版 (William Ros, -1343) 先代の息子
  • 3代ルース男爵ウィリアム・ルース英語版 (William Ros, 1326頃–1352) 先代の息子
  • 4代ルース男爵トマス・ルース英語版 (Thomas Ros,1336–1384) 先代の弟
  • 5代ルース男爵ジョン・ルース英語版 (John Ros, 1360頃–1394) 先代の息子
  • 6代ルース男爵ウィリアム・ルース英語版 (William Ros, 1369頃–1414) 先代の弟
  • 7代ルース男爵ジョン・ルース英語版 (John Ros, -1421) 先代の息子
  • 8代ルース男爵トマス・ルース英語版 (Thomas Ros, 1405頃–1431) 先代の弟
  • 9代ルース男爵トマス・ルース英語版 (Thomas Ros,1427頃–1464) 先代の息子。1464年剥奪
  • 10代ルース男爵エドムンド・ルース英語版 (Edmund Ros, -1508) 先代の息子。1485年回復。1508年停止(abeyance)
  • 11代ルース男爵ジョージ・マナーズ英語版 (George Manners, -1513) 先代の甥。1512年に停止解除
  • 12代ルース男爵/初代ラトランド伯爵トマス・マナーズ英語版(Thomas Manners, -1543) 先代の息子
  • 13代ルース男爵/2代ラトランド伯爵ヘンリー・マナーズ英語版(Henry Manners,1526–1563) 先代の息子
  • 14代ルース男爵/3代ラトランド伯爵エドワード・マナーズ英語版(Edward Manners, 1549–1587) 先代の息子
  • 15代ルース女男爵エリザベス・セシル英語版 (Elizabeth Cecil, 1572頃–1591) 先代の娘
  • 16代ルース男爵ウィリアム・セシル英語版 (William Cecil,1590–1618) 先代の息子
  • 17代ルース男爵/6代ラトランド伯爵フランシス・マナーズ英語版 (Francis Manners,1578–1632) 先代の従兄
  • 18代ルース女男爵キャサリン・ヴィリアーズ英語版 (Katherine Villiers, -1649) 先代の娘
  • 19代ルース男爵/2代バッキンガム公爵ジョージ・ヴィリアーズ (George Villiers, 1628–1687) 先代の息子。1687年に停止

ド・ルース男爵

  • 20代ド・ルース女男爵シャーロット・フィッツジェラルド=ド・ルース (Charlotte FitzGerald-de Ros, 1769–1831) 4代ラトランド伯ジョン・マナーズの娘フランセスの子孫。1806年に停止(abeyance)解除。ド・ルース(de Ros)の称号を最初に使用[4]
  • 21代ド・ルース男爵ヘンリー・フィッツジェラルド=ド・ルース(Henry FitzGerald-de Ros, 1793–1839) 先代の息子
  • 22代ド・ルース男爵ウィリアム・フィッツジェラルド=ド・ルース英語版(William FitzGerald-de Ros, 1797–1874)先代の弟
  • 23代ド・ルース男爵ダドリー・フィッツジェラルド=ド・ルース英語版 (Dudley FitzGerald-de Ros, 1827–1907) 先代の息子
  • 24代ド・ルース女男爵メアリー・ドーソン英語版 (Mary Dawson,1854–1939) 先代の娘。1939年に停止
  • 25代ド・ルース女男爵ウーナ・ルース英語版 (Una Ross, 1879–1956) 先代の娘。1943年に停止解除、1956年に停止
  • 26代ド・ルース男爵ジョージアナ・マクスウェル英語版 (Georgiana Maxwell, 1933–1983) 先代の孫。1958年に停止解除
  • 27代ド・ルース男爵ピーター・マクスウェル英語版 (Peter Maxwell, 1958-) 先代の息子
    • 法定推定相続人は現当主の息子のフィンバー・ジェームズ・マクスウェル(Finbar James Maxwell,1988-)

脚注

  1. ^ Robson, Thomas (1830) (英語). The British Herald; Or, Cabinet of Armorial Bearings of the Nobility & Gentry of Great Britain & Ireland. p. 185. https://books.google.com/books?id=AXIUAAAAYAAJ&pg=PT185 2017年1月1日閲覧。 
  2. ^ a b Mosley, Charles, ed (2003). Burke's Peerage, Baronetage & Knighthood (107 ed.). Burke's Peerage & Gentry. pp. 1107–1109. ISBN 0-9711966-2-1 
  3. ^ Heraldic Media Limited. “de Ros, Baron (E, 1298/9)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2022年3月20日閲覧。
  4. ^ Cokayne, G.E. & White, G.H., eds (1949). The Complete Peerage. 11 (2nd ed.). London: St. Catherine Press. p. 114 

ド・ルース男爵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 19:27 UTC 版)

「ド・ルース男爵」の記事における「ド・ルース男爵」の解説

20代ド・ルース女男爵シャーロット・フィッツジェラルド=ド・ルース (Charlotte FitzGerald-de Ros, 1769–1831) 4代ラトランド伯ジョン・マナーズの娘フランセスの子孫。1806年停止(abeyance)解除。ド・ルース(de Ros)の称号最初に使用 21代ド・ルース男爵ヘンリー・フィッツジェラルド=ド・ルース(Henry FitzGerald-de Ros, 1793–1839) 先代息子 22代ド・ルース男爵ウィリアム・フィッツジェラルド=ド・ルース(英語版)(William FitzGerald-de Ros, 1797–1874)先代の弟 23代ド・ルース男爵ダドリー・フィッツジェラルド=ド・ルース(英語版) (Dudley FitzGerald-de Ros, 1827–1907) 先代息子 24代ド・ルース女男爵メアリー・ドーソン(英語版) (Mary Dawson,1854–1939) 先代娘。1939年停止 25代ド・ルース女男爵ウーナ・ルース(英語版) (Una Ross, 1879–1956) 先代娘。1943年停止解除1956年停止 26代ド・ルース男爵ジョージアナ・マクスウェル(英語版) (Georgiana Maxwell, 1933–1983) 先代の孫。1958年停止 27代ド・ルース男爵ピーター・マクスウェル英語版) (Peter Maxwell, 1958-) 先代息子法定推定相続人現当主の息子のフィンバー・ジェームズ・マクスウェル(Finbar James Maxwell,1988-)

※この「ド・ルース男爵」の解説は、「ド・ルース男爵」の解説の一部です。
「ド・ルース男爵」を含む「ド・ルース男爵」の記事については、「ド・ルース男爵」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ド・ルース男爵」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ド・ルース男爵」の関連用語

ド・ルース男爵のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ド・ルース男爵のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのド・ルース男爵 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのド・ルース男爵 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS