ドラウグルイン - Draugluin
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/27 15:00 UTC 版)
「巨狼」の記事における「ドラウグルイン - Draugluin」の解説
第一紀にサウロンに仕えた巨狼。その名にはシンダール語で「蒼い狼」(draug+luinで狼+青)を意味する。後述のカルハロスを始めとした、アングバンドの巨狼の祖であり、悪事にかけては百戦錬磨の恐るべき怪物であったとされている。巨狼の中でもとくに強力な悪霊であり、絶大な力を誇っていた。主人であるサウロンへの忠義心は厚く、おのが死の間際までも身を捧げた。吸血蝙蝠のスリングウェシル(英語版)と共に、サウロンの配下として地上を恐怖に陥れた。 トル=イン=ガウアホスにルーシエンとフアンがやって来て、次々と巨狼達を葬り去っていったため、ついにサウロンの命によりフアンを倒すべく差し向けられた。強大な力をもつ二頭の戦いは熾烈であったが、結果はフアンの勝利に終わる。その後、傷ついた体で主人の下へ帰り着き、宿敵の来襲を伝えて力尽きた。ルーシエン一行の一人ベレンは、彼の毛皮を後のアングバンド潜入時に着用した。
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